ピリ辛好き必見！万能調味料「サンバル」の魅力と使い方

四月 01, 2025

サンバル（Sambal）は、唐辛子をベースにした東南アジアのピリ辛調味料で、マレーシアやインドネシア、シンガポールなどで広く親しまれています。
日本ではまだなじみの薄い存在かもしれませんが、その奥深い旨みと香り、そして辛味のバランスは、一度味わうとクセになる美味しさです。

今回は、そんなサンバルの魅力や使い方、アレンジレシピ、さらにはおすすめの商品まで詳しくご紹介します！

サンバルとは？東南アジアの万能ピリ辛調味料

サンバルは唐辛子をベースに、にんにく、エシャロット、酢、干しエビ、トマトなどを組み合わせて作られるペースト状の調味料で、地域やブランドによって味や辛さが大きく異なります。マレーシアやインドネシアでは家庭に必ず1瓶あると言っても過言ではない、まさに“国民的調味料”です。

種類も豊富で、甘辛い「サンバルアサム」、エビの風味が濃厚な「サンバルバジャック」、発酵大豆が加えられた「サンバルタオチオ」などがあります。
また、インドのラッサムと混同されがちですが、ラッサムはスープ料理であり、サンバルは調味料やソースという明確な違いがあります。

サンバルソースという名前で販売されていることもあり、ピリ辛好きにとっては常備したい万能ソースの一つです。

サンバルと似ている調味料との違い

サンバルはスイートチリソースやシラチャーと混同されることがありますが、味・使い方に違いがあります。

スイートチリソースは甘めでディップ向き、シラチャーは酸味がありホットソース系。サンバルは炒め物や調理中の“味付け”に活躍し、料理の主役にもなれる存在です。

サンバルの基本的な使い方と相性のいい料理

サンバルは、炒め物、焼き物、揚げ物、ごはんや麺類など、あらゆる料理に活用できる万能調味料です。加えるだけで一気に料理が“アジアン”に変身します。

たとえば、炒め物に使う場合は、油でにんにくとサンバルを軽く炒めてから野菜や肉を加えると、香りと辛味が全体にしっかりなじみます。シーフードとの相性も抜群で、イカやエビをサンバルで炒めるだけで立派なメインに。また、焼き魚に添えたり、揚げ物のディップとして使ったりすれば、アクセントとして食欲をそそります。

さらに、ごはんやチャーハンに混ぜたり、インスタント麺の仕上げにひとさじ加えるだけでも、味がグッと深まります。目玉焼きの横にちょっと添えるだけでも、一気に東南アジアの朝食の雰囲気に早変わり。

サンバルソースは「ちょい足し」から「味の決め手」まで、さまざまな役割をこなしてくれる万能選手です。