冷たいものを食べすぎたり、昼夜の寒暖差がつらかったりと、なんとなく体調が良くない時には、「腸活」がおすすめです。
腸活は、腸内環境を整えることで、「便秘」「肌荒れ」「免疫力低下」「自律神経の乱れ」などにとても効果があると言われています。
腸活の方法の一つとしておすすめなのが、乳酸菌が入った発酵食品を意識して摂取することです。
納豆、キムチ、味噌、ヨーグルトなどなど発酵食品には、さまざまな種類がありますが、その中でも韓国料理の「水キムチ」にはたくさんの乳酸菌が含まれているんです。
そこで今回は「水キムチの素」を使ったおすすめの腸活レシピをご紹介します。
水キムチとは?普通のキムチと何が違うの?
水キムチは、通常のキムチとは異なる韓国の伝統的な漬物です。水キムチは、キムチの主成分である野菜(通常はキャベツや大根)を漬け汁で漬けることによって作られます。この漬け汁には、唐辛子やニンニク、塩などの調味料が加えられ、独特の風味が生まれます。
通常のキムチと比べて、水キムチは辛さが控えめで、さっぱりとした味わいが特徴です。
普通のキムチと水キムチの主な違いは、漬ける際の液体の量と辛さです。普通のキムチは野菜が漬け込まれることで自然発酵が進み、辛さや酸味が増します。
一方、水キムチは野菜を水で漬けることで酸味や辛さが抑えられ、よりさっぱりとした味わいが楽しめます。
しかし、つけ汁から作るのは時間がかかりますよね。
そこで、市販の「水キムチの素」を使った腸活レシピをご紹介します!
水キムチの素を使って調理スタート
今回はゴーヤ、ミニトマト、キュウリを用意しました。
調理はとっても簡単!
好きな野菜約200gに対して、水キムチの素100mlと水100mlを入れて、ジップロックで密閉します。
マリネ風にする場合は1時間~2時間、しっかり水キムチにする場合は一日冷蔵庫で保管します。
こんなに簡単、はいできあがりです!
今回は水キムチにし、一日寝かせましたが、漬けて2時間後にちょっと味見しました。
薄くスライスしたゴーヤは味が染みていてとても美味しい!キュウリはもうちょっと時間を置いた方が良いと感じました。
そして翌日、食べたいのを我慢して待った甲斐がありました♪シャキシャキ感は残りつつ、しっかり味の染みた野菜たち。
酸味の効いたとっても美味しい水キムチです。
脂っこいおかずと一緒に食卓に並べれば、よい箸休めになりそうです。
次回は千切りにしたショウガを一緒に入れてみようかな、ということで、我が家では大好評でした。
水キムチの漬け汁を使ったアレンジレシピ
さて、水キムチはとてもおいしかったですが、この乳酸菌たっぷりの漬け汁を捨てるのはもったいないですよね。実はこの漬け汁、そのまま冷麺のスープにも使えるそうです。
冷麺のスープ以外にも使えるものはないかな…ということで、漬け汁を使ったアレンジレシピを考えました。
「冷麵がないなら素麺で代用だ!」ということで、名付けて「スタミナ納豆素麺」です。
とにかく時短で作れるレシピが好きなので、調理時間は約10分です。
スタミナ納豆素麺の作り方
用意するものはシンプルです。キュウリは千切り、オクラは茹でて輪切りにします。トマトは食べやすい大きさに切ります。
次にスープですが、水キムチの漬け汁にコチュジャンとごま油を少々加えます。スープが薄く感じる場合は、スプーン一杯程度のめんつゆを入れてみてください。
茹でた素麺の上にきれいにトッピングし、汁をかければ完成です。
お味はと言いますと、さっぱりとした酸味のきいたスープが、トッピングの納豆や野菜と絡んで後を引くおいしさです。今回ゴーヤを漬けたこともあり、漬け汁の苦みがアクセントになっています。
ピリッとくるコチュジャンとごま油の風味で、さらに食欲が増します。ネバネバ最高です(笑)。
水キムチの素はかけても漬けても美味しいので、さまざまなレシピに使えそうです。食卓の常備アイテムとして持っておくのがおすすめです。
美味しく簡単な「腸活」!ぜひ試してみてください。