今回ご紹介する商品は、鹹蛋(しぇんたん)、アヒルの塩卵です。
中国、台灣、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアをはじめとする地域で、中華圏の方には大変馴染みのある食材だと思います。
よく売れる商品です。

友盛 鹹鴨蛋 6個入 Salted Duck Eggs
¥748 (税込)
中国粥をはじめ、さまざまな料理に大活躍!
アヒルの鹹蛋(しぇんたん)です。友盛の鹹鴨蛋は、中国の伝統的な塩漬けアヒルの卵で、独特の風味と塩味が特徴です。お粥に入れると風味が増して美味しいです。
そのまま食べるだけでなく、お粥やサラダ、炒め物など、さまざまな料理に利用できます。台湾のシャキシャキ人気野菜、水蓮菜もふっくら濃厚な鹹蛋(塩たまご)ソースを纏わせると絶品です。
※塩漬け卵のため、普通の卵のようにそのまま食べると塩辛くて食べられません。調味料としてお使いください。

中国 鹹鴨蛋 (シェンタン、ゆで塩アヒル卵)単品 Chinese Salted Duck Egg
¥128 (税込)
アヒルの卵の鹹蛋(しぇんたん)
中国粥をはじめ、さまざまな料理のベースソース、コク出しに大活躍!
皮蛋(ぴーたん)と違い、そのまま食べるものではありません。あくまで調味料の位置付けです。油をゆっくり熱し、細かく砕いた鹹蛋に熱を入れていくだけで非常に濃厚なソースが出来上がります。そのままチャーハンを作るならば、塩はほとんど要らないぐらいの塩っけがあります。白粥に砕いて入れていくだけで立派な一品になります。
中国のSNS, 小紅書(シャオホンスー、RED)で、鹹蛋で検索してみてください。
非常に多くのレシピが出てきます。是非、色々と試してみて下さい!
6個入りの商品と単品1個売りの商品があるので、試してみたいという人にもとっても便利です。
ただ、店頭で見ていると買われる方は、
1) 日本に住んでいらっしゃる中華圏の方
2) それらの地域に住まわれていて使い方を良く知っている日本の方
に限られている気がします。
普通のスーパーには売っていない商品なので、1)のお客さまが店頭で見つけ、写真を撮ったり、その場で家族や友人に「鹹蛋(しぇんたん)見つけたよー!」と電話しているシーンをよく見かけます。
コクがあり、とっても美味しい食材です。
自分でも色々試した結果、二つのことを断言できるかな、と思っています。
ひとつめは、「しぇんたんは調味料」です!🧂
ふたつめは、「卵と塩が絡むところならば、何にでも使える」です。
鹹蛋は、非常に塩気が強いです。
少量をちょびちょび食べるならば、お酒のアテになりますが(これはこれでアリです。飲み屋さんで出てきたら、「おっ?これ何?」となってウケそうです)、基本的には何かを料理する時の味付けに使います。
有名なのはこれからの季節が最高な鹹蛋苦瓜、つまりゴーヤチャンプルーの卵をしぇんたんに変えたものですね。
というか、食文化の伝播の方向を考えると、元祖は鹹蛋苦瓜で、鹹蛋がなかったため生卵を使って出来たのがゴーヤチャンプルーな気がします。
その他、最近食べたものとしては、池ノ上駅近くの光春さんの鹹蛋ソフトシェルクラブが最高でした(光春さん、美味しかったです!)
「卵と塩が絡むところ」ですが、カルボナーラにしぇんたんを使うレシピや、卵炒飯にしぇんたんを加えるレシピなどありとあらゆる応用が効きます。
文章だけだとイメージが湧きにくいと思いますが、ぜひ鹹蛋お試しください。
さらに亜州太陽市場では、中国から東南アジアにかけて誰もが大好きな、鹹蛋(しぇんたん、塩卵)のソルトエッグをフレーバーに生かしたライスクラッカー「ミニライスクラッカー ソルトエッグ」も人気なんです!
あとを引く美味しさ。袋を開けると一気に最後まで食べてしまう美味しさです。
ぜひこちらも入門編としてお試しください。