タイの焼き鳥「ガイヤーン」の本格レシピ

タイの焼き鳥「ガイヤーン」の本格レシピ

今日は、タイ料理で人気のガイヤーン(タイの焼き鳥)のご紹介です。

ガイは鶏、ヤーンは焼く、です。

トムカーガイ、カオマンガイなど、「ガイ」がつけば鶏の料理と、とても分かりやすいですよね。
因みに、ラオ語でもガイ、ベトナム語だとガー(鶏のフォーはフォーガー)です。
似ていますよね。

とはいえ、東隣のカンボジアはモアン、南隣のマレーシアやインドネシアはアヤム(例えば、Ayam Gorengはフライドチキン)、西隣のミャンマーではチェッター(チェッターヒンは鶏のカレー)と周辺が全てガイ系でもなかったりします。

さて、ガイヤーンですが作るのが簡単で、これが好きではない日本人はいないのでは?と思えるほどの美味しさです。



〈材料〉
・鶏もも肉2枚
醤油(出来ればタイ醤油か中国醤油)大さじ2杯
・お酒(出来れば紹興酒)大さじ2杯
・砂糖(出来ればパームシュガー)大さじ1杯
・はちみつ大さじ2杯
・ライムジュース大さじ2杯
・ニンニクみじん切り大さじ2杯
・レモングラス(生、冷凍、粉末、乾燥の順に望ましい)大さじ2杯
・バイマックルー(生、冷凍、乾燥の順ですが、乾燥は相当風味が落ちます)3枚程度
・唐辛子お好みの量で

上記をまぜまぜし、鶏もも肉を漬け込み、あとは焼くだけです。


漬け込む時間は出来れば、半日以上。一日漬け込んでおいても構いません。

焼くのは…最高なのは炭火です。

もし、アウトドアBBQやキャンプなど、炭火で焼ける機会があるなら
ば、大量に仕込んで焼くことをお勧めします。絶賛されること間違いなしです。

とはいえ、通常炭火で焼ける機会は少ないと思いますので、普通の魚焼き用のグリラー、あるいは、フライパンでも美味しく焼けます。

脂が沢山出ますので、脂を落とせる焼き器が望ましいです。

上記の材料はあくまでベースで、何度か作りながらご自身の味を追求されると、また楽しさも倍増です。

例えば、ナンプラーオイスターソースを加えると旨味が増します。

あっさりめに仕上げたい時は、パームシュガーを抜いても構わないです。
醤油を生抽(普通の醤油)から老抽(たまり醤油)に替えるとコクが増します。

お子さんがいらっしゃるご家庭では、唐辛子を抜いても大丈夫です

逆に上記から抜くとガイヤーンではなくなるなぁ、というのが、ライム(タイのライム、マナーオなら更に良いですが)です。ライムは欠かしたくないところです。

また、レモングラス、バイマックルーも是非欲しいところです。



出来上がったガイヤーンは旨味、風味たっぷりですので、そのまま食べても絶品ですが、ライムを絞ったり、スウィートチリソースにディップしても最高です。

まだの方は、是非試してみてください!