香港名物の土鍋ご飯「煲仔飯(ぼうじゃいふぁん)」の作り方・おすすめ具材

香港名物の土鍋ご飯「煲仔飯(ぼうじゃいふぁん)」の作り方・おすすめ具材

煲仔飯(ぼうじゃいふぁん)とは?

煲仔飯(ぼうじゃいふぁん / バオチャイハン)とは、土鍋で炊き上げたご飯にさまざまな具材を乗せた香港の名物料理です。香港のB級グルメとしても愛されていて、今では観光客にも人気です!

香港や広東省で昔から愛されてきた家庭料理で、陶器の土鍋を使ってじっくりと炊き上げることで、ご飯の一粒一粒がふっくらとし、香ばしい香りが楽しめます。鶏やソーセージなどの肉の旨味とオイスターソースやごま油の香りがふわっと香る土鍋ご飯は、食欲がマシマシになること間違いなし!

そこで今回は煲仔飯の作り方や美味しく作るコツ、そしてオススメ具材を紹介します。

煲仔飯の作り方

「煲」は鍋、「仔」は小さなものをを意味するので、小さめの土鍋で1人前を作るのが基本的な作り方です。

ご家庭にあるものでも作れるので、ぜひ本格的な煲仔飯を作ってみてくださいね!さらに、追加するだけで本場の味にぐっと近づく、おすすめ具材も紹介します。

材料(2〜3人分)

  • 白米: 1カップ
  • 水: 1カップ
  • 鶏肉: 150g(もも肉やむね肉)
  • 腸詰(広東式ソーセージ): 1本
  • 青菜(チンゲンサイや小松菜): 適量
  • 生姜: 1片(薄切り)
  • 醤油: 大さじ2
  • オイスターソース: 大さじ1
  • 酒: 大さじ1
  • 砂糖: 小さじ1
  • ごま油: 小さじ1
  • サラダ油: 小さじ1

作り方

  1. 米を洗う:

    • 白米を洗い、30分ほど水に浸しておきます。
  2. 材料の準備:

    • 鶏肉を一口大に切ります。
    • 腸詰を斜め薄切りにします。
    • 青菜は食べやすい大きさに切ります。
    • 調味料(醤油、オイスターソース、酒、砂糖、ごま油)を混ぜてタレを作ります。
  3. 米を炊く:

    • 土鍋にサラダ油を引き、浸水した米と水を加えて強火で沸騰させます。
    • 沸騰したら弱火にして、蓋をして約10分炊きます。
  4. 具材を乗せる:

    • 炊き上がったご飯の上に、鶏肉、腸詰、生姜を均等に乗せます。
    • 再び蓋をして、弱火でさらに10分加熱します。
  5. 蒸らす:

    • 火を止め、青菜を乗せて蓋をし、そのまま10分蒸らします。
  6. 仕上げ:

    • 蓋を開けて、青菜を少し混ぜ、タレを全体に回しかけます。
    • お好みで追加の醤油やラー油をかけても美味しいです。
  7. 盛り付け:

    • 鍋底のおこげを崩しながらご飯を器に盛り付け、熱々のままお召し上がりください。

コツとポイント

煲仔飯を食べる際のポイントは、鍋の蓋を開ける前にしっかりと蒸気を通して香りを引き立てることです。鍋の蓋を開けると、熱々の湯気とともに美味しそうな香りが広がります。

また煲仔飯の醍醐味はおこげにあります!
焦げ付きが気になる場合は、土鍋に油をしっかりと馴染ませてから米を入れましょう。

タレの味はお好みで調整可能です。辛味が欲しい方は、唐辛子を加えるとピリッとしたアクセントが付きます。

鶏肉や腸詰以外にも、豚肉やエビ、貝柱などお好みの具材を使用できます。バリエーション豊かなトッピングで楽しんでください。

太陽市場では、煲仔飯の調味料や具材を取り揃えています。

太陽市場の一押し具材は、うずらのピータン

特に煲仔飯(ぼうじゃいふぁん)におすすめの具材は、「うずらのピータン」。

うずらのピータンは一口サイズで食べやすく、初めてピータンを試す方にもぴったり。うずらの卵を使用しているため、一つ一つが小さく、手軽に楽しめるのが特徴です。皮を剥いてそのまま口に入れるだけで、濃厚な味わいを楽しめます。

 ぜひお試しあれ