緑豆(りょくとう)とは?効能や豆の戻し方、レシピをご紹介

緑豆(りょくとう)とは?効能や豆の戻し方、レシピをご紹介

隠れた人気食材、緑豆(りょくとう)をご紹介します。

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緑豆(りょくとう)は、アジアを中心に広く栽培されている豆で、特に中国やインドでは古くから食材や薬草として利用されています。小さな緑色の豆で、見た目が大豆や小豆に似ていますが、特有の栄養素と効能を持っています。

緑豆は日本では「緑豆もやし」の方が有名かもしれませんね。
「緑豆もやし」はこの緑豆を暗所で発芽させて茎だけになったものが、緑豆もやしです🥣

緑豆の栄養素と効能

緑豆は、健康に良いとされるさまざまな栄養素を豊富に含んでいます。
緑豆は植物性の良質なタンパク源で、肉や魚を食べない人に好まれています。

次に、豊富な食物繊維を含んでおり、消化を助け、便秘の予防に役立ちます。さらに、ビタミンB1、B2、B3などのビタミンB群や鉄分、カリウム、マグネシウムなどの体に必要なミネラルが多く含まれています。

また、緑豆には強力な抗酸化作用があり、老化防止や免疫力の向上に寄与します。

これらの栄養素から期待できる緑豆の効能は、血中脂肪を下げる・コレステロール値を下げる・抗アレルギー・抗菌・抗癌・食欲増進・肝臓や腎臓の保護などの効用があると言われています。また、解熱効果もあり、台湾では夏の暑い日によく食べられています🌞

緑豆の戻し方

緑豆はでんぷん質が多く、湯がくとホクホクになります。粒が小さいこともあり、普通の豆のように一晩水浸けする必要がなく、使いたいときに茹でるだけで使用できるのがおすすめポイント🧏🏻‍♀️


湯がいてペーストにすると、コロッケの具やお好み焼き、グラタンなど実に様々な料理に使えます!

しかもクセがないお豆ですので、お子様でもおいしく召し上がれます🍴

豆の戻し方

1. 緑豆を流水でよく洗い、汚れやごみを取り除きます。

2. 豆の4~5倍の量のたっぷりの水に6~8時間つけて戻します。浸けすぎると、皮が裂けてしまいます⚠️

※ムング豆のような小豆は、水につけて2~3時間で戻ります。夏は冷蔵庫で水戻しした方がよいです✋🏻

※レンズ豆は戻さずにそのまま料理に使えます。

緑豆のおすすめレシピ

インドではカレーに最も多く用いられ、中国では甘く煮てお菓子に使います😳


ご自宅でも緑豆ご飯や緑豆ココナッツぜんざいなど様々な料理に使えますのでぜひ、挑戦してみてくださいね👨‍🍳

緑豆と野菜のスープ

材料:

  • 緑豆:100g
  • 人参:1本(細切り)
  • セロリ:1本(細切り)
  • 玉ねぎ:1/2個(みじん切り)
  • ニンニク:1片(みじん切り)
  • チキンブロス:500ml
  • 塩・コショウ:適量
  • オリーブオイル:大さじ1

作り方:

  1. 大きな鍋にオリーブオイルを熱し、ニンニクと玉ねぎを炒めます。
  2. 香りが出てきたら、人参とセロリを加えてさらに炒めます。
  3. 戻した緑豆を加え、チキンブロスを注ぎます。
  4. 沸騰したら弱火にし、豆が柔らかくなるまで約20分煮込みます。
  5. 塩・コショウで味を調え、お好みでパセリを散らして完成です。

緑豆ぜんざい

材料:

  • 緑豆 40g
  • 水 400cc
  • 白糖(お好みで) 大さじ2
  • 白玉(お好み)

作り方:

  1. 緑豆をよく洗い、水に一晩浸漬します。夏は冷蔵庫のため冷蔵庫内で浸してください
  2. 翌朝に①の緑豆を水とともに入れて、豆が柔らかくなるまで煮ます。
  3. 万能②の糖糖が取れたら、お好みで砂糖を加えてかき混ぜ、砂糖が溶けたら完成です。
  4. お好みで、冷蔵庫で冷やして白玉を乗っけて頂きます。

ぜひ緑豆のレシピで本格料理を楽しんでみてくださいね!

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